この記事は企業型DC制度のある会社を転職や退職された方向けの記事です。
転職、退職後は確定拠出年金の移換手続きをしましょう。
※6ヶ月以内に手続きしない場合、国民年金基金連合会に自動移換されます。
自動移換はデメリットしかないので早めに移管手続きしましょう。
転職先の企業型DC制度の有無により、
移換の方法が違うので注意してください。
目次
企業型DC制度がある場合
転職先の制度に従い手続きしてください。
手続き方法を担当部署の方に確認してみましょう。
企業型DC制度がない場合
個人型確定拠出年金(iDeCo)の口座を開設し、
移換手続きをします。
※転職や退職で自営業、公務員、専業主婦になる方も該当します。
まず個人型確定拠出年金(iDeCo)の口座を開設する金融機関を選びましょう。
金融機関により手数料や運用商品のバリエーションの違いがあります。
移換手続きしないデメリット
6ヶ月以内に手続きしないと、
国民年金基金連合会に現金化され自動的に移換されます。
自動移換には下記のデメリットがあります。
- 現金化される為、運用指図が出来ず資産を増やせない。
- 自動移換の際に4,348円の手数料と自動移換4カ月目以降からは毎月52円の管理費が掛かる。
- 自動移換中は確定拠出年金の加入者期間に算入されないため、受給開始の時期が遅くなる可能性がある。
- 国民年金基金連合会に自動移換された状態では60歳になっても資産を引き出せない。引き出す為に個人型確定拠出年金(iDeCo)に移換する必要がある。
コメント